AIなんて自分には関係ないと思っていたけれど、会社の役員から「触っておいた方がいいよ」と言われたのがきっかけでした。
2023年、ChatGPTが話題になり始めた頃の話です。
最初は「何ができるんだろう?」と興味本位で試したところ、まるで新しいおもちゃのよう。
わずか数日で飽きてしまい、放置していました。

新しいものに飛びつくのが大好きなゲーム業界でPしながら、ITスクールをやっている さくらさくです。
私の指導経験では、多くの受講生が有効活用できないまま放置してしまっています
ChatGPTを開いても「何を聞けばいいのか分からない」、情報の多さに疲れて「やっぱり自分には関係ないかも」と思ってしまう。
実はこれらは、多くの初心者がぶつかる決まったパターンなんです。
3つの壁を順番に乗り越えれば3週間で実務活用できる
結論から言うと、AI初心者の多くが放置する3つの壁を正しく理解すると順番に乗り越えることができます。
するとすぐに実務で活用できるようになります。
なぜ多くの人がやめてしまうのか?
理由は単純です。AIを学び始めた人の多くが同じ失敗パターンにハマるからです。
でも逆に言えば、このパターンを知っていれば避けることができる。
つまり、「自分は向いていない」のではなく、正しい順番を知らないだけなのです。
やめる人と続く人の決定的な違いとは?
私の指導経験から、継続できる少数の人には決定的な共通点がありました。それは…
(この共通点については、3つの壁を説明した後で詳しくお伝えします)
初心者の多くがぶつかる3つの壁
壁1:「何を質問すればいいか分からない」症候群
- ChatGPTを開いて5分間画面を見つめたまま
- 「こんにちは」以外の質問が思い浮かばない
- 最初の質問でうまく答えが出なくて諦める
※私の指導経験では、初回利用者の多くが適切な質問ができずに終了
でも、ここで私が発見した意外な解決法があります…
壁2:「仕事に活かせない」モヤモヤ
- 面白い会話はできるが、実務への応用が見えない
- 「で、これが自分の副業にどう役立つの?」状態
- やりたいことと学ぶ内容がつながらない
※私の指導経験では、継続利用者のうち多くが上記理由で1ヶ月以内に使用頻度激減
実は、私もここで大きな勘違いをしていました…
壁3:「情報過多」で何も行動できない
- YouTube、記事、SNSで情報収集だけで疲弊
- 「あれも試さなきゃ、これも覚えなきゃ」で何も進まない
- 難しい専門用語で心が折れる
※私の指導経験では、学習開始者のほとんどが独学の場合、2週間以内に挫折
この罠から抜け出せたきっかけが、実は意外なところにありました…
私が3つの壁を突破するまでのリアルな21日間
Day1-7:壁1との格闘
1日目:ChatGPTに「こんにちは」と入力してみたら人間のように会話ができたことに驚き。
それからは毎日、帰宅後に愚痴を聞いてもらうように。
結果:会話は楽しいけれど、実用性ゼロ
Day8-14:壁2で挫折寸前
1週間後:急遽、知人の依頼でポスターを制作することになり、AIにキャッチコピーを考えてもらったけれど、ただアイデアを並べてもらうだけで終了。
この当時のAIの能力では、画像生成することは不可能でした。
- キャッチコピー案:15個取得
- しかし実用レベル:ゼロ
- 作業時間短縮:なし
1ヶ月後の現実:気がつけば、用事があれば少し聞く程度。
「やっぱり自分には関係ないかも」と挫折寸前でした。
でも、そのとき転機が訪れます—
この失敗が、後の副収入につながるとは、この時はまだ予想すらしていませんでした…
Day15-21:転機と3つの壁突破
ちょうど習い始めたプログラミングで先生の言っていることが理解できず、課題も進みませんでした。
どうしよう・・・と途方に暮れた私は、「そうだ!AIに教えてもらえばいいんだ!」とひらめきました。
- プログラミング理解度:30% → 80%に向上
- 課題クリア時間:3時間 → 45分に短縮
- 学習継続率:100%(以前は2週間で挫折)
この成功体験をきっかけに、考え方を180度変えました。
「とにかく触る」のではなく、「自分の仕事や副業に直結する小さなシーンで試す=目的をしっかり持つ」ことから始めたんです。
- SNSの投稿作成:1日2〜3時間 → 30分に短縮
- 英会話学習:TOEIC模試スコア100点アップ
- 資料作成:品質向上+50%の時間短縮
すると、AIはただの「遊び道具」ではなく、「愚痴を聞いてくれるモノ」でもなく、「確実に自分の人生を向上させてくれるツール」だと実感できました。
継続できる人の共通点が判明
データ分析の結果、継続できる少数の人には決定的な共通点がありました:
「小さな成功体験を積み重ねて、実務に直結する使い方から始めている」
この発見が、すべてを変えたのです。
3つの壁突破の最短ルート
つまり、初心者がAIを副業や仕事に活かすためのポイントは:
ステップ1:壁1突破(1週間目)
小さな成功体験で「最初の一歩の壁」を突破する
- 明確な質問テンプレートから始める
- 完璧を求めず、60点の回答で満足する → 100% AIでやろうとせず共作をする
ステップ2:壁2突破(2週間目)
自分の仕事・副業に直結する具体的タスクに落とし込む
- 「面白い」ではなく「使える」を最優先
- 毎日5分の実務活用から始める
ステップ3:壁3突破(3週間目)
信頼できる学びの枠組みを選んで「情報過多の壁」を突破する
- 情報収集を制限し、実践に集中
- 1つの使い方を完璧にマスターしてから次へ
この順番で進めれば、「AIって面白い」で止まらず、「AIが自分のキャリアを支える武器」に変わっていきます。
今すぐ試せる:壁1突破の質問テンプレート
以下の質問をそのまま ChatGPT に投げてみてください:
- 「私の○○な悩みを解決するアイデアを3つ教えて」
- 「○○の作業を効率化する方法を具体的に教えて」
- 「○○について、初心者向けに3ステップで説明して」
- 「○○のメリット・デメリットを表で整理して」
- 「○○を始めるための必要なものリストを作って」
重要:○○には、あなたの現在の悩みや興味を具体的に入れてください。
5分後、あなたのAIに対する印象が確実に変わっているはずです。
次回予告:「壁2と壁3の突破法+実際に月3万円稼げた具体的活用法」を公開します。
次のステップ
AI学習は、特別な人だけのものではありません。誰でも同じように3つの壁にぶつかりますが、その壁を知り、正しい順番で越える方法を学べば、多くの人が3週間程度で仕事や副業に活かせるようになっています。
もし今、あなたが
- 質問できずに手が止まっている
- 活かし方が見えずモヤモヤしている
- 情報に振り回されている
どれか一つでも当てはまるなら、それは”才能がない”からではなく「よくある落とし穴」にハマっているだけです。
多くの人が挫折する道を、あなたは成功者側で歩んでいきませんか?
SkillRebootでは、こうした等身大の体験と具体的な数値データを定期的に共有していきます。
更新情報をお見逃しなく。
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